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caramel

第3章 逢


「ふっ…」


‥俺がそういう側の
人間に見えたのか

歌織は幸也が笑っているのをみて、自分が何か勘違いをしている事に気がついた様子。


『ねぇ…どういう事?』

歌織が幸也に近寄って来た。

首を傾けるその表情が、
何とも愛らしい姿をより輝かせる。


‥ここまでされたら大概
煽られてると思うよな





「ヤればわかるよ」



幸也はそう言ってから、歌織をゆっくりベッドに押し倒す。



『っ先生?!』

突然押し倒されて、戸惑いを隠せない歌織。

そして、ハッとした表情になった。

『も…もしかして、快楽って…』


‥もう少し
早く気づけよ


「ん?sexの事、だよ」

何か問題あるのか、そう言いたげな表情で歌織をみながら、幸也はどんどん制服を脱がせていく。


『わっ…早い…!!』

‥何に感心してんだか
鈍感なコイツを
敏感な躰に、ってトコだな



「…もう下着姿だけど自覚ある?」

コクッ
全身を火照らせながら頷く歌織。

『…恥ずかしいっ…ょぉ』

「理性をとばせ。本能のまま感じろ」


‥そんなに
恥ずかしがってちゃ
気持ち良くなんねーぞ


歌織の首筋を幸也の舌が這う。

『ひゃっ…ん』


ゾクゾクするような甘い感覚。


プチッと音がして、歌織は自分のブラが外された事に気がつく。

首筋にいた舌が、胸まで降りてくる。

片方の乳房の先端を親指と人差し指と強く摘まれ、刺激が走る。

もう片方はというと、先端の突起を避けながら舐められている。


『ゃっ…焦らさないでぇっ…ぁ』

「そうじゃなくて、ちゃんと言ってみ」

歌織は一瞬困惑した表情を浮かべたが、
どうやら快楽を優先したらしく。


『…ち…乳首っ…舐め…てくだ…さっ…』
「言葉途切れ過ぎ。そんなに感じちゃってんの?…歌織は変態だね」


幸也が先端を舌でつつくと、
呼応するかのように硬くなる突起。

『…どっ…ちが…へ…変っ態ょ…』

「んー?何か言ったか」

先端を吸い、口の中で弄ぶ。

『ぁあっ…ひゃ…っん!』


「さて、そろそろこっちはどうかな」

幸也の手が歌織の下腹部へと降りていく。

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