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絡まる意味

第1章 絡まる意味

「嫌や。僕の彼女やって認めてくれんと…。」

「わかったわかった。大倉の彼女やな。女でいるときはなったるから、はよ戻せ。」

「ゆうたな?僕の彼女やって。」

僕から発される空気の違いを感じ取ったようで、信ちゃんの動きが止まった。

「なにする気や。」

「わかってるやろ?」

僕は信ちゃんのズボンと下着を脱がした。

足をばたつかせて激しく抵抗する。そんなの、簡単に押さえ込んでしまえる。

「抵抗しても無駄やで。ええやんな?僕の彼女やもん。」

「DVで訴えんで。」

「その姿で訴えて一番困るんは信ちゃんやで。」

僕だけなら好きにしたらいいと言えたのだが、他のメンバーにまで迷惑をかけるのは避けたい。

実際、横山くんと付き合ってるのだとしたら、訴えたあと、横山くんとの二人の関係がマスコミに知れ渡るのは時間の問題。

暴れる信ちゃんを止める十分な要素となる。

柔らかな山の頂きに立つピンクに染まった小さな突起をつまむ。

胸が床から少し浮いた。手は紐を力一杯に握りしめている。

二つ同時に触れば耐えていた声が口から漏れ出てくる。

最初はマシュマロの様にふわふわしていたのが次第に身が締まって固くなるのが面白いぐらいにわかる。

もう少し焦らされている様子を見ていたい僕は下半身の衝動を押さえて突起に唇を当てた。

そしてそのまま熱い突起を口に入れる。

舌の上で転がせば顔を横に振りながら気持ちよさげな声を聞かせてくれる。

「あかっ…んぁ…あっ…やめっ…んくっ…」

いままで僕が聞いたことのない声で、何度も聞き馴染んだ「あかん」とゆう言葉を聞く。いつもそうやった。いろんなこと僕らに「あかん」って言葉で制限かけてた。


「あんっ…こんなこと…許されっ…とでも…おもってん…のかぁ…」

「思ってへんよ。」

「許されない」ことと「あかん」こと。僕にとっては大きな違い。

僕は信ちゃんや横山くんに「許されない」ことをしてるかもしれないけど、「あかん」ことはしてない。だって僕の彼女やから。

次の言葉が出てくる前に口を塞いだ。これ以上説教は聞きたくない。

舌を無理矢理押し込みながら自分のズボンも脱いでいく。舌で押し返そうとする信ちゃんの胸を強く揉むとガタンと机が動いた。

口を離して見てみると真っ赤な顔をで相変わらず強く睨んでくる。

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