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お願いだから、俺をみて

第6章 告白

俺は真太の隣に座った。

真太「話って何?」

まあ、そうなるよな…

早速、本題に入ろう。

颯太「あのな、話っていうのは…」

真太「うん?」

俺は意を決して話し始めた。

颯太「………っていうわけなんだよ。」

この際だから思ってることをすべて話そうと思った。

___…

結論から言うと俺はお前のことが好きみたいなんだ。

今までこういうこと思ったことなかったからどういえばいいかわかんないんだけど。

俺は母さんしか家族がいなくて愛情っていうものを感じたことがあまりないんだ。

だから人と関わらないで生きてきたんだけど

なんかお前だけは俺のそばにいてほしいって…手放したくないって思ったんだ。

俺らがあった日さ、俺お前を風呂に入れてやったじゃん?

そんときからかもしれないんだ、兄であるお前を可愛いって思うようになったのは。

これって完全にホモってことだし、兄に対してだし。

気持ち悪いだろ?

普通に引くだろ?

だから今日思ってることを全部告白して、そしたらもう会わないように離れようと思ってたんだ。

こんな気持ち、もうお前以外の奴には抱かないと思うよ。

ありがとな、すげー短い間だったけど。

一生忘れられない思い出になった。

俺はもういなくなるけどお前ならやってけるよな。

母さんたちを頼むよ。

じゃあな。

大好きだよ、真太。

___

そういって俺は立ち上がろうとした。

驚いたんだろう。

俺が話してる間は口を挟まずに聞いてくれてた。

もうこれで悔いはない。

辛くないと言ったらもちろん嘘になるけど仕方のないことだ。

俺もそんなわがままな子供ではないはず…

このままだと自分が耐え切れなくなるからもう部屋に戻ろう。

俺が動こうとしたとき、真太俯いたまま俺の手首を握っていた。

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