お願いだから、俺をみて
第7章 俺の幸福
俺たちは二人並んで歩いている。
特に特別なことがあるわけじゃない。
これといって話したいことがあるわけじゃない。
でも、俺はこの空間が好きだ。
歩いてから10分くらいたった。
ちらほらと同じ制服を着ている生徒が増え始めた。
その中の一人がこっちに向かって歩いてくる。
学校は反対方向なので疑問に思い、聞いてみた。
颯太「あれ、知り合いか?」
俺は前を指差しながら言った。
真太「おはよう、裕介。」
大きく手を振ってそう叫んだ。
裕介って誰?
目の前にいるやつがそいつなのは確かなんだけど…。
裕介「おはよ。」
なんだよ、それ。
真太は裕介とかいうやつに満面の笑みであいさつした。
なんで?
そんなやつにそんな笑顔を見せるんだよ?
俺、辛すぎて嫌だよ…。
真太「僕の友達の菅原裕介。」
そっか…。
友達ね…。
それにしてもこの人、俺のことすごい睨んでない?
視線を感じるんだけど…。
俺たち、たった今初めて会ったばっかだよね?
俺、何もしてないよね?
なぜ?
裕介「その人は?」
真太「僕の弟で如月颯太。」
颯太「どうも。」
軽く挨拶した。
それなのにこいつは俺を無視しやがった!
もうなんなんだよ…。
俺が無自覚なだけ?
この空気が耐え切れない。
もう俺には無理…。
颯太「俺、先に行くわ。」
逃げたくなった。
その場にいたくなかった。
真太「待って、颯太!ちょ…。」
俺は真太の言葉を最後まで聞かなかった。
いや、聞くことができなかった。
自分の心が弱すぎて…。
その時、菅原がニヤッと笑ったのを俺は見てなかった。
特に特別なことがあるわけじゃない。
これといって話したいことがあるわけじゃない。
でも、俺はこの空間が好きだ。
歩いてから10分くらいたった。
ちらほらと同じ制服を着ている生徒が増え始めた。
その中の一人がこっちに向かって歩いてくる。
学校は反対方向なので疑問に思い、聞いてみた。
颯太「あれ、知り合いか?」
俺は前を指差しながら言った。
真太「おはよう、裕介。」
大きく手を振ってそう叫んだ。
裕介って誰?
目の前にいるやつがそいつなのは確かなんだけど…。
裕介「おはよ。」
なんだよ、それ。
真太は裕介とかいうやつに満面の笑みであいさつした。
なんで?
そんなやつにそんな笑顔を見せるんだよ?
俺、辛すぎて嫌だよ…。
真太「僕の友達の菅原裕介。」
そっか…。
友達ね…。
それにしてもこの人、俺のことすごい睨んでない?
視線を感じるんだけど…。
俺たち、たった今初めて会ったばっかだよね?
俺、何もしてないよね?
なぜ?
裕介「その人は?」
真太「僕の弟で如月颯太。」
颯太「どうも。」
軽く挨拶した。
それなのにこいつは俺を無視しやがった!
もうなんなんだよ…。
俺が無自覚なだけ?
この空気が耐え切れない。
もう俺には無理…。
颯太「俺、先に行くわ。」
逃げたくなった。
その場にいたくなかった。
真太「待って、颯太!ちょ…。」
俺は真太の言葉を最後まで聞かなかった。
いや、聞くことができなかった。
自分の心が弱すぎて…。
その時、菅原がニヤッと笑ったのを俺は見てなかった。
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