
~多重人格パートタイムラヴァー・ガール~
第24章 ギルティが現れる①
純はしばらく毎日のようにアタシに会いたがり、会えば必ず自分の家に連れて行きエッチをしたがった。
「美香を思うと抱きたくて抱きたくて気が狂いそうになるんだ」
純はそう言って服を脱がすのもそこそこで、アタシの上に乗ろうとした。
アタシは相変わらず、ことが始まってから終わるまでの間の記憶は失っていた。
でも終わってから、毎回、純は興奮しながら歓喜の言葉を口にした。
純はアタシにいつもとても優しくしてくれたし、アタシが聞きたがったらいつも大阪や神戸や京都の話をしてくれた。
学校でも純はいつもアタシを大切に守るように気遣ってくれた。
アタシにとってこれまでに無かった安息で楽しい時間だったかも知れない。
でもアタシはどうしても本気で純を好きだとは感じることができなかった。彼の前で心底、笑ったりすることももできなかった。。
アタシの心は、やはりいつも冷めていた。
少し純に申し訳ないとも思った。
だからアタシを抱きたければ抱けばいいんだと思った。それはアタシであってアタシではないんだけど、純が求めてるのはアタシでない方なんだから。
夏を前に高校球児の純は部活が忙しくなり、なかなか会えなくなってきた。
彼にとっては推薦入試にも関わることなのでさすがに必死になっていた。
なんせプロになると言うのだから。
そしてアタシにもそろそろ大きな勝負の時が近づいていた。
進路を決めなければならなかった。
そう、アタシはここを出る為に神戸の大学を受験するんだ。
それには当然両親を説得しなければならない。
その前にトンボだ。アイツが大丈夫という保証をしてくれなければ両親は許さないだろう。
「美香を思うと抱きたくて抱きたくて気が狂いそうになるんだ」
純はそう言って服を脱がすのもそこそこで、アタシの上に乗ろうとした。
アタシは相変わらず、ことが始まってから終わるまでの間の記憶は失っていた。
でも終わってから、毎回、純は興奮しながら歓喜の言葉を口にした。
純はアタシにいつもとても優しくしてくれたし、アタシが聞きたがったらいつも大阪や神戸や京都の話をしてくれた。
学校でも純はいつもアタシを大切に守るように気遣ってくれた。
アタシにとってこれまでに無かった安息で楽しい時間だったかも知れない。
でもアタシはどうしても本気で純を好きだとは感じることができなかった。彼の前で心底、笑ったりすることももできなかった。。
アタシの心は、やはりいつも冷めていた。
少し純に申し訳ないとも思った。
だからアタシを抱きたければ抱けばいいんだと思った。それはアタシであってアタシではないんだけど、純が求めてるのはアタシでない方なんだから。
夏を前に高校球児の純は部活が忙しくなり、なかなか会えなくなってきた。
彼にとっては推薦入試にも関わることなのでさすがに必死になっていた。
なんせプロになると言うのだから。
そしてアタシにもそろそろ大きな勝負の時が近づいていた。
進路を決めなければならなかった。
そう、アタシはここを出る為に神戸の大学を受験するんだ。
それには当然両親を説得しなければならない。
その前にトンボだ。アイツが大丈夫という保証をしてくれなければ両親は許さないだろう。
