～多重人格パートタイムラヴァー・ガール～
第75章 スカウトマンと良い話と悪い話⑬
「だからオレに占ってもらいに来るのは風俗で働く女の子やスタッフさんが多くてな。いろんなことをみてもらいに来てたんよ。
今の店にこのままいたらいいのか？店を変わった方がいいのか？自分のサービスは間違ってないか？自分は今のキャラのままでいいのか？とか女の子どおしのもめ事まで、女の子が話してきた。
男子スタッフさんは、店長を信じてついていっていのか？今の自分の女の子に対する対応は間違ってないか？なんてことから、店の女の子に恋をしてしまった！なんてことまで話してきた。もちろん、絶対誰にも言わないで下さいって何度も念を押されてね。
もう、そのうち占いなのか相談所なのかわからなくなって来た。
オレだって風俗のことなんて全然わからなかったけど、一般的なごく普通の仕事と同じように相談にのったんよ。風俗だからって何も特別じゃないんじゃないかってね。普通の接客業として。一人の人としてね」
ボビーさんはボクにわかるよな？と目で問いかけるように話した。
「ボビーさんは風俗の人たちだからって差別するような偏見の目で見なかったからこそ、みんな相談いや、占いに来てたんですね」
ボクはやっと質問以外のことが言えたと思った。
とても気持ちのいい間が流れた。
「そうだな。だいたいこっちだって人を偏見なんてできる人間でもないし、それどころか、彼女や彼らにとても親近感を覚えはじめていたんだ。それと、とにかく皆が仕事に対して一生懸命だったんだ。それに驚かされたんだ。自分たちの体をはってるんだ。中途半端じゃできないよな。でも考え方や精神的にはとても幼かったりする。だから何とかしてあげたくもなる。」
「甘い仕事ではないということくらいはボクにも想像はできます」
「女の子たちが、気持ちよく安心して働ける店がなかなか無いと言うんだ。スタッフさんたちは、女の子の気持ちもわかるけど自分たちは、上から売り上げを上げることを詰められる。たとえ女の子を追い込むことになっても、なんとかしないといけない。女の子のいい分ばかりきいていたら売り上げは上がらない。と言うんだ」
「それで！」
「それで？」
それならオレが作ってやる！って思った。それがきっかけなんや。」
今の店にこのままいたらいいのか？店を変わった方がいいのか？自分のサービスは間違ってないか？自分は今のキャラのままでいいのか？とか女の子どおしのもめ事まで、女の子が話してきた。
男子スタッフさんは、店長を信じてついていっていのか？今の自分の女の子に対する対応は間違ってないか？なんてことから、店の女の子に恋をしてしまった！なんてことまで話してきた。もちろん、絶対誰にも言わないで下さいって何度も念を押されてね。
もう、そのうち占いなのか相談所なのかわからなくなって来た。
オレだって風俗のことなんて全然わからなかったけど、一般的なごく普通の仕事と同じように相談にのったんよ。風俗だからって何も特別じゃないんじゃないかってね。普通の接客業として。一人の人としてね」
ボビーさんはボクにわかるよな？と目で問いかけるように話した。
「ボビーさんは風俗の人たちだからって差別するような偏見の目で見なかったからこそ、みんな相談いや、占いに来てたんですね」
ボクはやっと質問以外のことが言えたと思った。
とても気持ちのいい間が流れた。
「そうだな。だいたいこっちだって人を偏見なんてできる人間でもないし、それどころか、彼女や彼らにとても親近感を覚えはじめていたんだ。それと、とにかく皆が仕事に対して一生懸命だったんだ。それに驚かされたんだ。自分たちの体をはってるんだ。中途半端じゃできないよな。でも考え方や精神的にはとても幼かったりする。だから何とかしてあげたくもなる。」
「甘い仕事ではないということくらいはボクにも想像はできます」
「女の子たちが、気持ちよく安心して働ける店がなかなか無いと言うんだ。スタッフさんたちは、女の子の気持ちもわかるけど自分たちは、上から売り上げを上げることを詰められる。たとえ女の子を追い込むことになっても、なんとかしないといけない。女の子のいい分ばかりきいていたら売り上げは上がらない。と言うんだ」
「それで！」
「それで？」
それならオレが作ってやる！って思った。それがきっかけなんや。」
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える