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お兄ちゃんはいちご味

第2章 いちご味




「…ほんとにいいの……?」

あたしはお兄ちゃんをまっすぐ見つめた。



「痛いかもよ………?」

「……んなの、俺男だし…お前の、兄ちゃんだし………」




…お兄ちゃんは強がりなんだ。

ほんとはこわいくせに………




あたしは、保健室のベッドにお兄ちゃんを寝かせた。


きっと眼が効いてる…大丈夫だよね…



白いシャツの第3ボタンを開ける


お兄ちゃんって、首まで細いんだなあ……

綺麗………



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