お兄ちゃんはいちご味
第4章 吸血レッスン
「美子ちゃんがいいなら、俺のお昼ご飯になってもらおっかな♪」
「え、ちょ、パパ…!?」
「果乃にお手本見せる約束だったからちょうどいいよね?」
パパは相変わらずの爽やかスマイル。
一方美子は…
「ぜ、ぜひっ!どうぞ!いくらでもどうぞ!」
美子、完全に目がハートになっちゃってるよ…
「ほんとにいいの?美子ちゃん。俺にメロメロになっちゃうかもよ?」
「は、はいっ!てゆうかメロメロにしてください…!」
どうしよう。
このロリコンパパに美子を食べさせちゃっていいものか…
あたしは正直悩んだ。
でも、あまりにも美子が嬉しそうで…
「いいよね?果乃ちゃん?」
「わ、わかったよ…」
したり顔のパパにこう返すしかできなかった。
「…じゃ、始めるから。果乃、ちゃんと見て学習すること。美子ちゃん、緊張しないでいいからね」
「は、はいぃ…」
すでにパパに釘ずけの美子。
パパは座っている美子の背中に手を回し、ゆっくり首筋に口を付けた。