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お兄ちゃんはいちご味

第1章 あまい匂い




「ま、血にも人それぞれ好みがあるし、食生活にもいろんなスタイルがあるからね。俺は若い子の血の方が好きだし…」


出た、ロリコン発言!

パパはたぶん、いや、確実にロリコンだ

こうして冷静になると、パパって結構危ない人なのかも……なんて




「だから果乃も好きに血を吸えばいいってこと!お気に入りを見つけてもよし、いろんな血を吸うのもよし☆」

「はあ…」

「大丈夫大丈夫、俺らには"吸血鬼の眼"があるんだから」

「なにそれ…?」

「この眼を使えば普通の人間はみんな従順になるし血を吸わせてくれる。それに眼を使ってる間の記憶は普通の人間には残らない。便利だろ?」


へぇ…

パパは子供みたいに笑う。なんだか楽しそだなあ…





そんな話をしてるうちに家に付いた。



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