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お兄ちゃんはいちご味

第8章 血の味




ちゅ…



キスをされても、頭がぼーっとして気持ち良くて、抵抗するのを忘れてしまう




あ、血の味…




果乃の唇は、いつも血の味がする



って、俺の血か…






「ん…ごちそうさまでした」




そう言って果乃は口を離した。

俺はゆっくりとシャツを直し、ぼーっとした頭で図書室を後にする




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