妖怪に恋をした
第3章 *始まり*
あの日、一緒に暮らそうって言った日から一週間。
想像以上にやばかった。
俺はもう自覚していた。
來羅のことが好きだ。
日々の何気ない行動が可愛すぎる。
「ゆ、裕也…?」
「ん、あ、着替えた?」
そんなこと考えてる場合じゃなかった。
今日は日曜、講義は休み。
今日は來羅の洋服とかを買いに行く。
幸い尻尾とかは隠せるみたいだから安心。
で、浴衣で行くわけにもいかないから俺の服に着替えさせたんだけど…
全体的にでかい。
トレーナーは尻まであるし、短パンは脛あたりまである。
「大きいんだけど…」
見て分かる。
「ま、しょうがねえよ。行くか。」
若干恥ずかしそうな來羅を連れてデパートへ。
めっちゃ久しぶりだなー。
俺は一人、ものすごく浮かれてた。
まず、洋服選び。
店員さんに頼んでいろいろ見繕ってもらう。
さすがセンスがいい。
室内で着れそうなラフなやつとか、パジャマとかを買う。
來羅はそのたびに「いいの?」って聞いてくるけど、全然問題ない。
仕送りは多いし、臨時でバイトやったりして貯金はたらふくある。
それから食器類とか、いろいろ見て回って、お昼を食べて…
これちょっとしたデートじゃん!
來羅はテンションが上がると耳とかが出るらしくて、時々出そうになるのを必死で隠してた。
可愛い…
一つ屋根の下とか、襲っちまいそうだよっ!
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