テキストサイズ

妖怪に恋をした

第3章 *始まり*

「來羅っ、いるか!?」

俺はお堂に入って一番、そう声をかけた。

「あ、いらっしゃい。寒かったでしょ?」

來羅は落ち着いた微笑み出迎えてくれる。

あぁ、癒される…

「なぁ、來羅、」

俺は道中ずっと考えてたことを口にする。

驚くぜ、きっと。






「一緒に暮らさねぇ?」






案の定、來羅はぽかんとした表情をしてた。

そりゃそうだろうな。

「え?」

でも次の瞬間、俺も想像してなかった反応をした。


顔を真っ赤にしてた。

あれー?

何この反応…


「えっと…いいの?」


「おう、お前一人くらいなんてことねぇし。」



來羅は心なしか嬉しそうな顔をした。

そのことにすげぇホッとした。


「じゃ、じゃあ…」



その日から來羅は、家で暮らし始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ