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このままでは
マズイ！と
思い立った拓弥は･･･


大きく深呼吸し･･･


少し物事を
考えられる位に
復活すると･･･


春斗が言った
驚愕の台詞を
思い起こし･･･


改めて確認する･･･。


『まさか･･･
嘘だよな･･･？


春斗の兄貴が･･･


あの東京連合･･･？


マジ･･･
信じらんねーよ････



つか･･･春斗が･･･
この期に及んで･･･


俺を裏切って･･･


口から出任せ
言ってんじゃ
ねーだろーな･･･？


じゃぁ･･･
春斗が裏切る動機は
何だ･･･？


何か･･･俺･･･
悪い事したのか･･･？


つか･･･
疑心暗鬼過ぎるだろ･･･？


落ち着けッ！俺ッ！






アッッ！！
ちょっと待てよ･･･？！


喜多見さんに渋谷で
物(ブツ)頼まれた時･･･


誕生日の
幹部の人の苗字
言ってたよ･･･な･･･？


えーっと･･･
何だっけ･･･？



アーーーーーッッ！！





春斗と同じ苗字･･･


口にしてたわ･･･。』


拓弥は
全てが事実だと
悟った瞬間･･･


膝から
崩れ落ちそうになるが･･･


何とか
気を取り直すと･･･


緊張で･･･
泡だらけになった口を
パクパク開きながら･･･


漸く春斗に
今の自分の気持ちを･･･


少しずつ
話し始めた･･･｡