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「お前･･･悠希だろ？
こんな所で何やってんの？」



『ん･･･？
暗くてよく見えないけど･･･


誰だろ･･･？
このイケメン風な男は･･･？』


あたしが･･･
声を掛けてきた男について
考えると同時に･･･


興奮した様子の
美波が叫ぶ･･･。


「何～？！悠希ッ？！
知り合い？知り合い？！


めちゃめちゃ
イケメンなんですけど～？！


ちょっと早く
紹介してくんないッ？！」



『うーん･･･。
紹介して･･･って
言われても･･･


本当に誰だか･･･
分かんないだよね･･･』


あたしは･･･
呑気にビールを
飲みながら･･･


声を掛けてきた
男の顔を覗きこんだ･･･。