無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

少し落ち込み気味の
春斗だったが･･･


拓弥に
自分を信じて貰う為･･･


間髪入れず
少し興奮した様子で
話し出す･･･。


「で･･･


さっきの拓弥の
質問だけど･･･


今日のパーティーの
全貌を知ってる俺が･･･


何故マイクで
俺と拓弥の名前
出したかっていうと･･･


もちろん･･･
綺麗目な女の子を
集めて･･･


今日の兄貴の
バースデーパーティーを
盛り上げてやりたい･･･


ってのが
理由の一つでは
あるんだけど･･･


でも本当は･･･


喜多見さんか･･･


もしくは･･･
喜多見さんの
子分達が･･･


俺の
マイクパフォーマンスを
聞いて･･･


可愛い女
集めてるのを
知るとするでしょ･･･？


それで･･･


俺は･･･
東京連合とは
無関係な人間だと
思われてる訳だし･･･


自分の
味方であるハズの
拓弥が･･･


これからパーティーを
プロデュースするって
知ったら･･･


油断した
喜多見さんが･･･


クスリ絡みの･･･
シッポを
出すんじゃないか･･･？


って
思ったからなんだ･･･」


今までの
春斗の謎の行動が･･･


徐々に
解明されて行き･･･


拓弥は漸く･･･
安堵の笑みを
浮かべた･･･。