無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

すると･･･


何となく
スッキリしない様子の
美波は･･･


先ほど絡んで来た
女二人に･･･


啖呵を切った事を
まだ気にしているのか･･･


「つかさ･･･さっきは
ほんと参ったよねッ！


もう･･･あの二人･･･
帰ったかなぁ･･･？」


と･･･
少し落ち込んだ様子で
話し掛けて来る･･･。


あたしは･･･
そんな美波に
元気を出して貰うべく･･･


「どしたの･･･？


そんなに
落ち込むなんて
美波らしくないよ･･･？


確かに･･･
気にはなるけど･･･


もう過ぎた事だし･･･


二人の事は忘れて･･･
パッとやろうよ･･･！！」


と励ますように
明るく答え･･･


テキーラが
並々と注がれている
ショットグラスを･･･


一気飲みするよう
手で煽り･･･


盛り上がろうね！
とばかりに目配せをして
見せる･･･。


漸く美波も･･･


あたしの指示に
無言で頷き･･･


アッと言う間に･･･
テキーラを一気に
飲み干すと･･･


次は･･･
悠希の番だよ！と
ばかりに･･･


バーカウンターに
置きっぱなしの
テキーラ入りの
ショットグラスを･･･


あたしの手に
握らせ･･･


そのまま口元へ
移動させながら･･･


空気を読み口を開ける
あたしの喉元へ･･･


豪快に･･･
テキーラを流し込んだ･･･。