無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そして･･･美波は･･･


漸く
エンジンが
かかって来たのか･･･


嬉しそうに
目をパチクリさせると･･･


「うーん･･･！
こりゃ効くわーッ！


体にガソリン入れた
みたいに･･･


力がドンドン
ミナギって来るよね～？


こんな凄い酒
作った人って･･･


チョー天才か･･･
すんごいアル中か･･･


絶対この二つの
どっちかだと思わない･･･？！


キャハハッ･･･！」


と･･･
明らかに
酔っ払った様子で
話し出し･･･


手に持っていた
ライムを･･･


勢いよく
口に放り込み･･･


テキーラとライムの
コラボレーションを･･･


暫し･･･
口の中で楽しんでいる･･･。


一気にテキーラを
飲み込んだあたしも･･･


ライムを口に入れ･･･


ギュッと
噛みしめると･･･


「う･･･んんッ･･･！


この体に染み渡ってく
感覚ったら･･･


ほんと凄いよねッ！


テキーラ考えた
メキシコ人は･･･絶対天才ッ！


感謝しなくっちゃッ！
キャハハ･･･」


と･･･アルコールが
一気に回った頭で･･･


くだらない事を
呟いてみる･･･。


そして
あたしたち二人は･･･


脇目も振らず･･･


キャーキャーと
笑い合い･･･


暫く他愛の無い話で
盛り上がっていた･･･。