無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

すると･･･


そんな･･･
まさかの･･･
自分の思惑に反した･･･


理解不能な･･･
喜多見の態度に･･･


更に動揺し･･･
切羽詰まった様子の
少年サリーは･･･


拓弥のTシャツにまで･･･


ビッチャリと
冷や汗を
染み込ませて来た
挙げ句･･･


抱えられている
拓弥まで･･･
一緒になって･･･
震えてしまう程･･･


更にガタガタと
大きく震え出す･･･。


余りの恐怖で･･･


段々と･･･
拓弥の思考能力も
低下してしまい･･･


サリーが･･･
震えているのか･･･
自分が･･･
震えているのか･･･


にわかに･･･
区別が出来なくなって
行くさ中･･･


これ以上･･･
待っていても･･･
埒が開かないと･･･


勝手に･･･
自己判断して
しまったのだろう･･･


今度は･･･
いきなり･･･
拓弥の両腕の関節を･･･


ギギギーッと･･･
キツく締め上げた･･･
少年サリーは･･･


「あッ･･･歩けッ！


良いから･･･
サッサと･･･


前に･･･進めッ･･･！！」


と･･･
突然の腕の痛みに･･･
目玉をひんむいている
拓弥の耳元で･･･


金斬り声を
張り上げたと同時に･･･


なんと･･･！


今宵の生け贄を
差し出すかのように･･･


喜多見と･･･
その部下たちが
立ち並ぶ･･･
かなりの危険地帯へ･･･


じわりじわりと･･･
拓弥を･･･
近付けて行った･･･。