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夢で逢えたなら~後宮秘談~

第2章 揺れる、心

 大王大妃に面と向かって諭されたとあっては、気の強い沈貴人も素直に頷くしかない。
 大王大妃の言葉に、その場の雰囲気がまた変わった。
「それでは、私はこれで失礼致します」
 百花は丁重に頭を下げると、大王大妃の御前を退出した。

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