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夢で逢えたなら~後宮秘談~

第4章 愛撫

 監察尚宮は微笑むと、国王の執務室に向けて歩いていった。育ての母と言っても良いあの女人には、王も一目置いている。
 それにしても、どうして、突然、あんな話をしたのだろう?
 百花は監察尚宮の言葉の意味が判らないまま、その場に立ち尽くしていた。

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