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飴と鞭の使い方

第6章 快楽

「力むと痛いぞ。リラックスしろ。お前に合わせやるから」

そう言って二人で深呼吸をする。


瑠架の力が少し抜けたので人差し指を挿入。

「んっん…」
行為が分かっていても異物感のため体に力が入る。

「痛いか?」
「…大丈夫。でも…気持ち…悪い」
ローションのお陰か痛みよりも不快感の方が勝っていた。

「まだそうかもな。とりあえず今は俺を信じて力抜いとけ」

おとなしく従いゆっくり目を瞑って異物感に耐える。

「いい子だな。息吸って吐いて。リラックス…」

強い抵抗があるまで指を奥に進める。
思いのほか順調でもう少しで根本というところまで入った。

…素質があるかもしれない…

そう思うと待ちきれない。

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