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飴と鞭の使い方

第6章 快楽

何度か指の出し入れを繰り返した。


その感覚に慣れてきた頃「もう少し深く入れてもいいか?」と聞かれ「平気」と答える。

「いい子だな。あとちょっとだけ頑張れ。全部入ったら今日は終わりにする」

終わり。という単語に安堵しコクリと頷く。が、疑問と不安が頭をよぎる。

「…突っ込むんじゃないのか?」

そう。目的はソレのはず。

「本当に賢くて潔いな。でも急には無理だ。それに今日はゴム用意してないし」
ワシャワシャと瑠架の髪を撫でる。



では先程までの会話は何だったのだろうかとかグルグル色んな考えが巡るが体力の方が限界だった。

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