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飴と鞭の使い方

第6章 快楽

「礼なんかいい。さっさと体勢とれ。それともまた縛って欲しいのか?」
「んなわけあるか!」

本当にやりかねない様子の雪那を見て瑠架は諦めて指示に従った。

「足開いて腰上げろ」

下腹部の下に枕を差し込み、逃げられないようにさりげなく固定した。


まるで蛙の様なその格好。
自分の事ながらあまりの惨めさにいっそのこと笑えてしまう。

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