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飴と鞭の使い方

第7章 選択

尿道バイブとアナルパールっていうやつだったかな?

ちなみに俺が選ぼうとしていたのはアナルパールの方だった。

…危ねぇ…
じゃない!どっちもダメだ!!

「で?どっちにするよ?」

「選べる訳ないだろ!」
「仕方ないなぁ。今日は特別にもう1つだけ選択肢を増やしてやる」

そう言うとベッドの下をゴソゴソとし始める。

探す音が消え、そこから出てきたのはサーカスなんかで使われそうな長い一本鞭だった。

「俺様特製だ!」
誇らしげで得意げな顔をして見下ろしてくる。


つくづく変態だと思うのと同時に、俺が寝ている下にそんなものがあったのかと思うと恐ろしくもあった。

「どれでも好きな玩具を選べ」

絶対言葉の使い方を間違ってる!

穢れきった大人の世界を垣間見てしまったような気がした。

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