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飴と鞭の使い方

第7章 選択

「ひっ…あ゙っ…」

あの中では一番ましなものを選んだはずだった。
「ぅぐっ!」

でも今では一番選んではいけないものだったと思う。

「……」
「ほら、起きろ」

頬をパシパシと叩かれ視界がぼんやりと広がる。
もう何度目か分からない。


「続けるぞ」


そしてまたその行為は容赦なく開始される。


「あ゙ぁぁっ、、、も…ぅ…」

「もう…なんだ?」


「………」

返答がない。

また気を失ったのかと思ったが今回は違うようだ。
どうやら意識的に沈黙しているらしい。


しぶといねぇ…まったく。
まぁ俺は楽しいから良いんだけど

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