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ホストに恋

第30章 30


「由佳~」

「おはよう!!」

高校の教室前で友達と挨拶をかわす太一の妹


「由佳!!大学決まりそう?」


「全然…希望のとこ厳しいかも…」

「そっかぁ…私もだよ…親もうるさいし…はぁ…ねぇ由佳今日カラオケ行かない?」

「ごめん…塾あるんだぁ…」

「だよね…」

「うん、また誘って」

「おっけ」


教室に入る。


「由佳!!塾一緒に行こうぜ!!」

「あ…翔平くん。うん。」

由佳の顔が少し赤らむ…


「ぢゃ!!がっこ終わったら迎えくるよ」


「うん」


中学から一緒の翔平に由佳わいつしか恋心を抱いていた


片思いももう五年にわなる。

キスわ愚か…デートさえしたことのない由佳…

「はぁ…」


放課後、待ったが翔平わ現れず仕方なく一人で塾に向かおうと教室を出た


しばらく歩くと視聴覚室に入る翔平を見かけた


由佳が視聴覚室を少し開けると翔平わ、クラスでも人気のある沢田恵里佳と居た。


そして…二人のキスを目撃してしまう…



え!?



ショックでどこをどう歩いて帰ってきたかわからず気がつけば家に帰っていた

「早いな!!おかえりー」

「塾…休んぢゃった…少し気分悪くて」

「え!!大丈夫?」

太一が額と額をくっつける

「やめてよ!!…そういうの…いつまでも子供扱いしないで…」


部屋に走って入りベッドに飛び込む…



「由佳…?」

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