ホストに恋
第30章 30
「拓哉の腕、治せる名医とかに知り合いいないの!?」
「いきなり何だよ」
拓哉のことを話した
「よし、あたってみるよ!!」
いたるところに電話をしまくり、やっと見つけた
「北海道か…」
「3ヶ月くらいわ、かかるみたいだ、」
「その先生なら治せるの!?拓哉の腕動かすことできるの!?」
「今まで何人もの人が生活に支障ない程度に回復してるんだ!!」
「やったぁ!!」
「一日も早く診察しないとな。」
「話してくる!!」
拓哉の家についた
「拓哉!!腕治るかもしれないよ。」
「ほんと!?」
「北海道に名医がいて一年くらいで生活できるようになった人がたくさんいるんだ。」
「一年…」
「すぐ診察しにいこ!!」
「太一……いいょ」
「え…」
「太一が一生懸命探してくれて感謝するよ。けど、北海道なんて遠すぎる。それに翔太と少しでも離れるなんて考えられない。悪いけど断って欲しい」
「拓哉…いいの?」
「うん。翔太がいればいい…って気がついた。ごめんな太一…ありがと」
太一わ、翔太の店に寄る
「太一!!カウンター座れよ!!」
店わ大繁盛だ
昼過ぎると店内わまばらになった
「太一、待たせたな。」
「翔太、話しある」
ここ最近の拓哉のことを話した
「拓哉が…そんなこと……」
「翔太……拓哉大丈夫かな…」
「あぁ、大丈夫さ、俺が何とか話してみるから北海道の件も!!」
「ただいま」
「おかえり!!翔太お風呂入って!!」
「一緒はいろ拓哉」
「うん。」
抱き合いながら入る
「手術うけろよ。」
「太一に聞いたのか…でも、いいんだ」
「望みがあるなら受けろよ」
「やだ!!俺翔太といたいの。離れたくない一年も…いやだよ」
「拓哉…」
一人風呂を出る拓哉
深いため息をつく翔太