ホストに恋
第31章 31
「恭介!!」
刑務所から出てきた恭介を燿子が待っていた。
「燿子…なんで…」
「ちゃんと罪を償ってくれたぢゃない。待ってたよ、恭介!!」
抱きつく燿子を恭介が抱きしめる。
「燿子…燿子!!」
「恭介…これからどうするの?両親とか…」
「今さら会えないよ、どんな顔して会えるんだよ、こんな親不孝……クソッ…」
燿子わ、停まった車を開けた
中から恭介の両親が出てきたのだ
「父さん!!母さん!!」
「恭介!!」
母親が泣きながら抱きしめてきた
「母さん……ごめん……ごめん…」
「恭介……よく耐えたな、一からやり直すんだ。」
父親が肩を叩いた
「父さん……」
「恭介…お前がいない間、燿子さんが私たちのところに足を運んでくれて、食事や家事をやってくれていたんだよ…ありがたくて…」
「燿子…お前…」
「恭介…帰りましょ」
「大事にしなさい、燿子さんを。」
「うん」
半年後、恭介と燿子わ結婚した。
恭介の実家で4人で暮らすことになった。