ホストに恋
第16章 16
ココアを飲み干すと拓哉わ、席を立ち
「帰るよ」
その腕を掴み瑠衣が引き寄せ抱きしめた。
「なにがあった?」
「……」
「話してくれよ。」
「女が…違う男と……俺のせいだよな。」
瑠衣が俺から離れた
「それって…俺のせいぢゃん…タクヤ…ごめん…な…」
「いいょ…もう…別れようってメールしたし、もう付き合えない」
「…なぁ、タクヤ、なんでここに来た?」
「なんでだろ…な」
「タクヤ…」
「なんかさ、お前の顔見たくなってさ…」
「タクヤ…それ…反則…だぞ」
「…だな。」
瑠衣が、俺をまた座らせると…
「タクヤ…俺、お前が好きだ。初めてお前に会ったあの日から、また会いたくなって、お前に触れたくて…だから無理矢理お前犯して、お前傷つけた。」
拓哉わ黙ったまま聞いていた
「あれから、女に誘われても、起つものもたたなくて、だから女全て切った…俺もう女抱かない。決めたんだ瀬戸に、めちゃくちゃされても、お前に対する気持ちわ変わらない…」
瑠衣が拓哉の隣に座る。
「お前が好きだ。」
拓哉の手を握る
「お前と居たい」
拓哉が口を開く
「なぁ…俺、まだよくわからないんだ、お前わ男で俺も男で、どんな風に接していいのか…が…」
「わかるよ…俺もだから…初めて男に惚れたわけだし」
考えてみるしかない よな
いろんなことがありすぎた一週間が過ぎた