ホストに恋
第17章 17
「おはようございます」
拓哉が会社に出社した。
拓哉の周りに人が集まり、照れぎみの拓哉
「池田くん!!もう大丈夫か?待ってたぞ。」
部長が声をかける
「はい、長いこと休ませてもらい、ありがとうございます。」
「いやいや!!良かった良かった。君がいないと仕事にならん。」
部長が拓哉の肩をたたく。
「また、頑張ってくれよ。」
そんな拓哉の姿を瀬戸が見ていた。
声をかけづらい。
拓哉が瀬戸に気付いた
「瀬戸。おはよ」
「拓哉…おはよ」
デスクに座りパソコンを叩く拓哉を見つめる瀬戸…
昼休み…拓哉わ、部署のみんなに誘われ食堂に行った。
一人残された瀬戸わ、太一が作った弁当を食べていた。
突然、携帯がなった…拓哉の着信音だ…
ちらっと覗いた…
翔太…!? だれだ!?
こんなダチいたか!?
…
みんなが戻ってきて拓哉も席につき、携帯を見ていると、かけ直していた。
瀬戸わパソコンを叩くふりで聞いていた。
「ごめん。飯食ってた。うん!!どうした?」
「わかった。帰り寄るから。何か欲しいもんある?ん。わかった …ばぁか!!」
切った後の拓哉の顔が幸せそうだった。
瀬戸が、少し不安になる。
翔太って誰なんだよ!!
拓哉の知り合いならだいたいわ、知ってるし会ってるはず。
終わったら後つけるか…
太一んとこわ、その後行くか。
瑠衣side
タクヤに、電話する。留守電だ。
しばらくすると、タクヤから着信。
「タクヤ!!俺!!何してたんだ?」
「この前の服乾いたから取りに来いよ!!」
「プリン食べたい」
こんなやり取りができるなんて、俺幸せだな。
早くこねぇかな。
来たらうんといちゃいちゃしよ!!
楽しみだな。