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ホストに恋

第19章 19

「ただいま」

「坊ちゃん旦那さまがお待ちです」

「あぁ」

父親の部屋に向かう

…ガチャ

いきなり開ける
目の前に知らない女と抱き合う父親の姿

「帰ったか勇作、」

女が、部屋から出て行く

「相変わらずだな」

「勇作」

「あんたさ、母さんに会いに行ってんのかよ。」

「十分な金わ、渡している」

「ふ、最低な男だ」

「父親に向かって言う言葉ぢゃないね」

「父親?笑わすな」

「勇作、お前わ、母親ぢゃなく俺を選んだんぢゃないのかな」

「……」

確かにそうだ、母親のボロボロな姿を見るのが嫌で俺わここに残ったんだ

この人わ金のためなら平気で人を裏切る

「勇作、お前にわ今の会社をやめて、俺の仕事を手伝ってもらう」
「断る」

「会社にわ話した、」

「またかよ、人の人生なんだと思ってるんだよ!!」

「明日から俺と一緒に動いてもらう。」

「勝手に決めんなよ!!」

「女わ、綺麗にしとけ、後腐れないようにな、金ならいくら使ってもかまわない。お前にわふさわしい相手わ俺が見つける」

「糞が!!」

部屋をとびだし自分の部屋に行きベッドにダイブする。

布団を握りしめて泣き出す。

「坊ちゃん…」


健三が背中をさすってくれた

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