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ホストに恋

第19章 19

瑠衣わ、店が終わると、拓哉に電話をした
「はい」

「タクヤ、遅くにごめん、寝てた?」

「いや…眠れなくて…さ。」

「なんかあった?」

「翔太…」

「女がさ…より戻そうって、言ってきた」
「あぁ…瀬戸さんが一緒のとこ見たって言ってた。」

「うん。嘘つかれた…あの日、俺の電話取らなかったのわ風呂入ってたからって、嘘なのにあの時あいつの玄関から電話したんだ俺…男と入って行った部屋の前に座り込んで、電話したんだ…」

「もう、話すな」

「…っ…く…っ」

「泣いてんのか…」

「翔太……俺、なんだかよくわかんなくなった…」

「タクヤ…」

「翔太…きて」

「…タクヤ」

「翔太…あいたい」

「待ってろ」

住所を聞きタクシーに乗り込む

タクシーを降り拓哉の部屋に向かう

ピンポーンピンポーン

がちゃ

「タクヤ…大丈夫か」

「翔太…」

拓哉が翔太に抱きつく

中に入り拓哉を抱きしめ拓哉をベッドに運ぶ

「タクヤ…どうしたい」
「わからない」

「タクヤ…」

優しくキスをする

チュ…


拓哉が泣き出した。

声を荒げて…


瑠衣わ、ひたすら抱きしめた。夜が明けるまで

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