ホストに恋
第20章 20
「おはよう」
「おはようございます」
出勤した拓哉
朝礼か…
「皆さんおはようございます」
「急なことですが、瀬戸くんが本日付けで退社しました。一身上の都合だそうだ!近いうちに新しい社員が配属になるので!」
聞いてなかった…
携帯を取り出し電話をするが…でない。
瀬戸…
自宅行ってみっかな
そういや、嫌な雰囲気のまま会えずのまんまだったな。
翔太にしたことが許せなくてつい、怒鳴ってしまったままだった…
そいやキスされて…ベッドで……太一に見られたんだよな…
あれなんだったんだ
その時電話が鳴った
「はい…」
「あ、私マサミの同僚の飯山です」
「あぁ…なにか。」
「マサミ、仕事に来てなくて、自宅にもいなくて、無断で休むことなかったから…携帯もつながらなくて…何か知ってたらと…」
「いえ、まったく」
「そうですか。すみませんでした」
…マサミ、どうした…
…会社を出て瀬戸の家に向かっていた