ホストに恋
第20章 20
「拓哉…っ…ちゅ…ちゅく…」
拓哉が震えて泣いてる…
…こいつ、もう俺のこと、ダチだなんて思わないだろうな…
だったらお前を最後に感じさせてくれ
「拓哉…好きだった…好きなんだ」
「…く…っ…せ…と…っやめ…て…」
なきながら瀬戸に訴える…
「拓哉…っ…拓哉」
首筋にキスをし舌で舐めながら…耳の中に…舌が…
「はぁん…ん…ん」
拓哉が…喘ぐ…
「はぁ…拓哉…たまんね…」
ちゅう…っ…ちゅっぱ…首筋にキスマークをつけた…
舌が…突起部分に…レロレロ…っ…
「せ…と…やめ…やめて…はぁ…」
カリ…カリ…ちゅう…ちゅう…っ…
拓哉の体がピクッと跳ねた…
「気持ちいいんだろ、拓哉…っ」
「嫌だ…っ…ん…っ…やめ…てっ」
首を降り続ける…
「…拓哉…ごめんな…もう。止まんねー」
…瀬戸が拓哉の足を持ち上げ…尻に顔をうずめ…蕾に吸い付く…
…チュクチュク…レロレロ…ヂュルヂュル…
「や…っや…だ…」
泣き叫ぶ……
…ガチャ
「坊ちゃん…やめなさい…」
「入ってくんぢゃねぇ…!!でてけ」
「坊ちゃん……やめなさいと言ってるんですよ」
「うっせーんだよ…出ていけ!!」
健三が瀬戸を押さえつけた
「池田くん…早く帰りなさい…」
紐をほどき服を渡す健三…
拓哉が走り…部屋を出る
身支度を整え…走りだす…
涙が止まらない
…プルプル…携帯がなる
…翔太…
「翔太…」
「タクヤ、ごめんな、嫌な思いさして…客の視線…嫌だったよな…悪かった…」
「…………」
「タクヤ?」
「……っ…く」
「タクヤ…?どうした?」
「……しょ…た」
「…泣いてんのか…」
「…く…っ」
「すぐ行く…待ってろ」
涙が溢れ続けて止まらない…
…瀬戸が…瀬戸が…悪魔に見えた