ホストに恋
第22章 22
「ずっとお前が欲しかった。…拓哉」
瀬戸わ足をおき腰を持ち…片手で…蕾を開き…指を…入れた…ヌチ…ズプ…
「や…やだ…せ…と……お前に…わ…た…いち…が…たい…ち…いるだ…ろ」
「…太一か…あいつ…俺のこと、好きぢゃねんだ…それに…お前と似てるとこ…あっから…好きなったのかも…な」
…指を増やし…ヂュクヂュク…音も激しくなっていた
「そろそろ…いいだろ。」
ニュル…指を抜いた
「いや…いやっ…瀬戸…やめろ……っ…頼む…から…」
「もう…とまんね…拓哉…」
瀬戸が足を持ち…自分のモノを蕾にあてる
「…拓哉…俺を…感じろ…」
「お願い…やめて…く…っ…れ」
「拓哉っ…んっ…んんっ?…痛い……」
瀬戸!?
俺に倒れ込んできた
瀬戸!?
ベッドの上に誰かいる
…、
?!?
「太一…!?」
「太一!?…」
瀬戸が振り向く
「俺わ、こんなに勇作が好きで仕方ないのに…勇作…わ…俺を拓哉…の…代わりに…してた…の……?」
泣きながら太一が叫ぶ
ん!?
太一の手に……包丁が光ってる……血も垂れてる…
「太一…お前…」
瀬戸が…起き上がり…包丁を取り上げた
瀬戸の腰から血が流れていた
……声が出ない
「太一…」
瀬戸が太一を抱きしめ…床に崩れ落ちた
「勇作が…勇作が…悪いん……だ……あぁぁ~ん…」
膝をつき…瀬戸を抱きしめる…
「勇作……勇作…」
瀬戸の意識がなくなっていくのがわかる
「た……いち」
拓哉が呼ぶ
「拓哉…どうしよう……俺…大変なこと…」
ダメだ太一わ、動転してる…
「太一……手…ほどいて…」
太一が、起き上がり震える手でほどいてくれた
拓哉も、動転していた…
携帯…
翔太…出てくれ
プルプル
「タクヤ!どうした!」
「翔太、今すぐ瀬戸のマンションにきて!!太一が、太一が!!早く」
慌てて店を飛び出す翔太
タクシーを飛ばし瀬戸のマンションに向かう