ホストに恋
第22章 22
瀬戸のマンションに着く
階段を駆け上がり…瀬戸の家のドアをあけ中に入る
「タクヤ!!どこだ!!」
寝室が開いている
翔太が入る
目に飛び込んできた衝撃な光景
タクヤわ全裸で太一を抱きしめて、瀬戸が血を流し倒れている。
「救急車だろ!!タクヤしっかりしろ!!」
「あ…そう…救急車…」
拓哉が救急車を呼んだ
背中にタオルをあて出血を防ぐ翔太
「タクヤ…お前服着ろょ!!」
「あ…あぁ…」
しばらくすると救急車の音が響き
瀬戸の部屋に入ってきた
しばらく処置をし、病院に運ぶ
俺らわ一緒に救急車に乗る
すぐに手術が行われた
震える太一をずっと抱きしめる拓哉
「いったい何があったんだ…タクヤ…」
ゆっくりと拓哉がいきさつを話した。
「瀬戸の野郎!!許さねー!!」
「翔太…ごめんな」
「タクヤ…」
太一を抱きしめている拓哉を翔太が抱きしめる
「タクヤ…怖かったろ……」
「翔太。翔太…」
二時間後手術が終わった
命に別状わなかったものの、しばらく安静が必要だと言われた
「良かったな。」
瀬戸が手術室から運ばれてきた
「勇作…勇作……ごめんね…勇作…勇作」
太一が泣き崩れた
個室に移され、瀬戸の部屋で太一を落ち着かせた
「太一…手洗いにいこ」
太一を洗面所に連れて行き血の付いた手をきれいに洗い、血の付いたシャツも脱いだ。
病室に戻る。
「勇作…勇作…」
「…ん…」
「勇作!!」
瀬戸の目が開いた
「…ん…太一か。」
…コンコン
「失礼します 警察です。」
病院側が呼んだらしい
「お話し聞かせてもらえますか。」
太一が立ち上がり
「俺が、勇作…」
言いかけた時
「俺の不注意です。」
瀬戸が言った
「勇作…何で…」
「俺の不注意なんで警察わ、大丈夫すからお引き取り願います」
「わかりました、お大事に」
警察が出て行く
「勇作…何で…何で…」
「罰があたったんだな…お前ほったらかしにしたから」
「勇作…」
「もっとこっち来いよ。顔見せろよ。」
太一が近付くと優しくキスをして抱きしめる瀬戸
「ごめんな、太一」
拓哉と翔太わ部屋をでた