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エンドレス

第19章 愛してる

ながいキスを交わした。

抱き合ったまま、互いの愛を確めるように唇を重ねた。

20分・・30分・・ずっと唇を重ね合った。

「・・くみネェ・・抱いて・・」

「・・うん・・」

シャツの上から、薫の胸を優しく揉んでいく。
キスを交わしながら、愛しさを込めて柔らかな膨らみをゆっくりと揉んでいく。

「んっ・・くみネェ・・あん・・たくさん・・たくさん抱いて・・」

「・・うん・・もう離さない・・」

薫のシャツを脱がし、ジーンズのベルトを外すと優しく降ろして足元から抜き取った。
久美も服を脱ぎ、ふたりとも下着姿でベッドへ入った。

「・・今夜はずっと抱いてくれる?」

「いいよ・・ずっと抱いてあげる・・」

「それから・・・」

「ん?・・なあに?・・」

「・・今度からは、旦那さんに抱かれた次の日は、その何倍も私を抱くこと!・・」

薫はそう言うと、唇を重ねた。
薫なりの久美へのいたわりの気持ちだった。
久美にはわかる。

「・・ありがとう・・かおちゃん・・」

ふたりの会話はそこまでだった。
薫の身体の上にまわり、薫の身体を愛撫していった。

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