エンドレス
第40章 相談
久美は、薫に直哉の秘めた願望を話してみた。
「えっ?・・」
薫も驚いていた。
久美と同じ反応だった。
「・・どう思う?」
「どうって・・えっと・・わからないよ・・」
「考えたんだけど・・夫の願望を叶えてあげる事で、夫公認でかおちゃんと会えるようになるんじゃないかな?・・」
「そんな・・そんな上手くいくかな・・」
「夫は私を女性に抱かせたいと思っているの・・私をレズにさせたいの・・絶対大丈夫だわ・・・」
「でも・・」
「・・夫に・・男に見られたく無い?抵抗がある?・・」
男に虐げられてきた薫の8年の歳月を思うと、そこが一番気掛かりだった。
「・・無いっていえば嘘になる・・」
「そっか・・かおちゃんが嫌な事はしないわ・・
変な事言ってごめんね・・夫がいる時でもかおちゃんに会えるようになるかもって思っただけなの・・
ごめんなさい・・」
「・・くみネェ・・」
向かい合っていた薫を抱きしめた。
柔らかな身体が愛しかった。
こうして時々でも逢えるだけで幸せなのだと思い直していた時だった。
「・・くみネェ・・」
「んっ?・・なあに?・・」
「・・してもいいよ・・
・・私もずっとくみネェといたいから・・」
薫が耳元で囁くように告げた。
「えっ?・・」
薫も驚いていた。
久美と同じ反応だった。
「・・どう思う?」
「どうって・・えっと・・わからないよ・・」
「考えたんだけど・・夫の願望を叶えてあげる事で、夫公認でかおちゃんと会えるようになるんじゃないかな?・・」
「そんな・・そんな上手くいくかな・・」
「夫は私を女性に抱かせたいと思っているの・・私をレズにさせたいの・・絶対大丈夫だわ・・・」
「でも・・」
「・・夫に・・男に見られたく無い?抵抗がある?・・」
男に虐げられてきた薫の8年の歳月を思うと、そこが一番気掛かりだった。
「・・無いっていえば嘘になる・・」
「そっか・・かおちゃんが嫌な事はしないわ・・
変な事言ってごめんね・・夫がいる時でもかおちゃんに会えるようになるかもって思っただけなの・・
ごめんなさい・・」
「・・くみネェ・・」
向かい合っていた薫を抱きしめた。
柔らかな身体が愛しかった。
こうして時々でも逢えるだけで幸せなのだと思い直していた時だった。
「・・くみネェ・・」
「んっ?・・なあに?・・」
「・・してもいいよ・・
・・私もずっとくみネェといたいから・・」
薫が耳元で囁くように告げた。