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エンドレス

第11章 二人での生活

窓から射し込む日の光り。

目を覚ますと、すぐ目の前で薫が私の顔をじっと見つめていた。

朝を迎えていた。

「おはよう」

薫が軽くキスしてくれた。

昨夜は快感に包まれ、そのまま眠ってしまったようだ。
身体にはタオルケットだけで、その中はふたりとも裸のままだった。

久美は意識が覚め、昨夜の行為を思い出して恥ずかしくなってしまった。

素敵な時間だった。

8年ぶりの薫との性愛。

何度逝かされたのか、わからない。

薫の身体をギュッと抱きしめた。

幸せな朝だった。

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