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エンドレス

第11章 二人での生活

久美が先にシャワーを浴び、薫がシャワー中に朝食の準備をした。

トーストにハムエッグ。
簡単な朝食。

短大の時以来の、二人だけでの朝食。


久美は短大入学と同時にアパートに一人暮らしを始め、薫は高3だったから、よく週末に遊びに来ては、お泊まりしてた。もちろん、エッチするため。
薫も短大生になり、失踪するまでの数ヶ月間は、週の半分は泊まっていた。

一度、薫のお母さんが、あまりにも家に帰ってこないのを怪しんで、夜に突然久美のアパートに来た事があった。
久美の処と嘘ついて、男性の処に行っているのではと心配していたようだ。

お母さんは、私と一緒にいる薫を見て安心していたけど、あの時は焦った。
エッチし始めて、二人とも上半身裸状態の時にチャイムが鳴り、薫の名前を呼ぶお母さんの声!
ノーブラでTシャツだけ急いでかぶり、玄関に出たなぁ。

お風呂に入るところだったんですぅ。って嘘ついて。

お母さんが玄関先で帰った後、久美が着てるTシャツが薫ので、薫が着てるTシャツが久美のだったのよね。
ほんと焦った・・・。

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