
愛の嵐
第42章 偶因×晴陰=衷懐
《和也時間》
相「見つけた!」
グイッと腕を引かれ胸の中に引き込まれた
何が起きているのか把握出来ない
確かな事は自分じゃない薫りに包まれている
和「王子っ・・」
相「姫!」
姫?!
顔を上げたいのに強く抱かれて身動きがとれない
苦しくて息が上がる
ドキドキして身体が熱い
俺・・・好きだったっけ?!
相「姫、もう離さないよ!」
あっ・・・ちょっと、嬉しいかも
そう思いながら目を閉じて身を預けた
・・・あっ、夢・・・か
見慣れた天井にガッカリだなぁ
和「ってぇ!ガッカリじゃね~しぃ!」
頭を抱えてチラッと時計を見て愕然とした
和「遅刻だよ~」
人間諦めが肝心だと言い聞かせて携帯を手に取った
学校へ休みの連絡をしてゲームしよう
夢は所詮夢だし
和「俺・・あの人好きじゃないし」
自分に言い訳してるみたいで虚しくなっていた
相「見つけた!」
グイッと腕を引かれ胸の中に引き込まれた
何が起きているのか把握出来ない
確かな事は自分じゃない薫りに包まれている
和「王子っ・・」
相「姫!」
姫?!
顔を上げたいのに強く抱かれて身動きがとれない
苦しくて息が上がる
ドキドキして身体が熱い
俺・・・好きだったっけ?!
相「姫、もう離さないよ!」
あっ・・・ちょっと、嬉しいかも
そう思いながら目を閉じて身を預けた
・・・あっ、夢・・・か
見慣れた天井にガッカリだなぁ
和「ってぇ!ガッカリじゃね~しぃ!」
頭を抱えてチラッと時計を見て愕然とした
和「遅刻だよ~」
人間諦めが肝心だと言い聞かせて携帯を手に取った
学校へ休みの連絡をしてゲームしよう
夢は所詮夢だし
和「俺・・あの人好きじゃないし」
自分に言い訳してるみたいで虚しくなっていた
