
愛の嵐
第42章 偶因×晴陰=衷懐
和「だ~れが姫だってんだぁ!」
PSPを操作しながら呟いた
ベッドに転がりながらサボりを満喫出来ずにいる
夢を忘れたいのに頭を占領していく
和「あ~~っ!」
ゲームを放り出して頭をぐしゃぐしゃと掻き回す
夢の中の王子の声がリピートされる
『探してた』
今も鮮明に思い出される
ぶつかった時に間近で見た相葉雅紀の顔
ちょっと見惚れたのを否定出来ない
悶々としていた俺の心臓を跳ね上げらせたのは
~♪~♪~♪
和「うぉお!って、ビックリしたぁ。電話かよ」
枕元に置いていたスマホを手に取った
相手はクラスメートの大野智からだ
和「はい~?」
大『なに、元気そうじゃん!サボり?』
和「あ~、はは。内緒でお願い」
大『はいはい』
和「んで、電話とかど~したの?」
大『あぁ、そうだった。和の兄ちゃん達含む王子’sが誰か探してたんだけど何か知ってる?』
王子’sって何なんだよ
また変な呼び方増えてんだなぁ
和「三人揃って人探し?う~ん・・知らねぇ」
大『そっかぁ。教室来てまで探してたんだよ。五月蝿いったらなかったよ』
和「あはは、そりゃそうだろな」
人気者が来れば騒ぐのは当然だ
男女関わらず憧れの三年生なんだろうな
俺には関係ないけどね
大『あっ、授業始まる。またな』
和「おぅ!電話ありがと、またな」
スマホを枕元に置いて溜め息を零してしまう
和「はぁ・・・まさかね」
時計を見て仕方なく身体を起こし遅めの朝食を取りに部屋を出た
PSPを操作しながら呟いた
ベッドに転がりながらサボりを満喫出来ずにいる
夢を忘れたいのに頭を占領していく
和「あ~~っ!」
ゲームを放り出して頭をぐしゃぐしゃと掻き回す
夢の中の王子の声がリピートされる
『探してた』
今も鮮明に思い出される
ぶつかった時に間近で見た相葉雅紀の顔
ちょっと見惚れたのを否定出来ない
悶々としていた俺の心臓を跳ね上げらせたのは
~♪~♪~♪
和「うぉお!って、ビックリしたぁ。電話かよ」
枕元に置いていたスマホを手に取った
相手はクラスメートの大野智からだ
和「はい~?」
大『なに、元気そうじゃん!サボり?』
和「あ~、はは。内緒でお願い」
大『はいはい』
和「んで、電話とかど~したの?」
大『あぁ、そうだった。和の兄ちゃん達含む王子’sが誰か探してたんだけど何か知ってる?』
王子’sって何なんだよ
また変な呼び方増えてんだなぁ
和「三人揃って人探し?う~ん・・知らねぇ」
大『そっかぁ。教室来てまで探してたんだよ。五月蝿いったらなかったよ』
和「あはは、そりゃそうだろな」
人気者が来れば騒ぐのは当然だ
男女関わらず憧れの三年生なんだろうな
俺には関係ないけどね
大『あっ、授業始まる。またな』
和「おぅ!電話ありがと、またな」
スマホを枕元に置いて溜め息を零してしまう
和「はぁ・・・まさかね」
時計を見て仕方なく身体を起こし遅めの朝食を取りに部屋を出た
