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待ち長かった週末がやっと来た！
学校でも探したかったけど我慢したんだ
翔に『ウロウロするな！』って言われたから

相「この間はここでぶつかったんだよなぁ」

人混みで賑わう街中に立って見渡す
必ず会える確証は無い
でも会える気がするんだ

相「こういう時の俺の野生の感は当たるはずなんだ」

キョロキョロと見落とさないように探す
この間より早い時間から探していた
どれだけ探すかなんて考えてもない
とは言え、そろそろ２時間経つなぁ

女「あの・・・一人ですか？」
相「へ？今んとこ一人ですけど」
女「じ、じゃあ！一緒に遊びませんか？」
相「あぁ、ごめんね。人を待ってるんだ」
女「そうなんだ、残念」

今日何度目のナンパだろう
サラッと断って辺りを見渡してみたら

見つけた～～！！

今日は急いでないのかスカートを揺らしてのんびりと歩いている
この間よりかなり早い時間だ

相「やっぱり俺の野生は当たるんだよね～♪」

捕まえるべく今度は俺が彼に向かって走り出した