テキストサイズ

愛の嵐

第45章 炬燭×囚擒=寵遇

巧みに口と舌を動かしアッサリとイかされる
変な事ばっかり教えちゃったかなぁ
惚ける頭で薄ボンヤリと考えていた
相葉とは一年の夏に手を出してから二年以上も関係を続けていた

櫻「上手くならなくていい事なのにねぇ」
相「翔ちゃんが仕込んだくせに~♪」

女子に使うには無縁なテクニック
それを惜しげもなく櫻井に注いでいた

櫻「彼女とは?」
相「上手くいってるよ♪」
櫻「バレてふられんなよ」
相「あはは、それは大丈夫だから」

身体を拭く手付きも慣れたものだ
シャツを着せて釦を留めていく
綺麗な指に何時も見惚れていた
この指でイかされる
俺も・・・彼女も
そう思うと櫻井は無性に興奮していた

相「翔ちゃん。もうダメだよ?」
櫻「あら、バレた?」
相「どんだけ好きなんだよ」
櫻「さぁね。松本にも底無しって褒められたし」
相「褒め言葉なの、それ」
櫻「俺にとっては褒め言葉だからね」

呆れたような顔もなかなかのもので
脳天気にヘラヘラした相葉が滅多にしない表情だ

相「んじゃ、行くね」
櫻「ん、またな」
相「愛してるよ~♪」
櫻「はいはい」

手を振りながら出て行った
残った仕事を片付ける為にベッドを降りた
事後の有様を見て苦笑いしてしまう

櫻「仕事の前にこっちかな。シーツ持って帰ろっと」

シミの残るシーツを剥ぎ取った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ