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愛の嵐

第45章 炬燭×囚擒=寵遇

翌日何事もなく
誰とも交わる事もなく・・・
交われずに櫻井は仕事をおえた

櫻「はぁ、疲れた」

帰り支度をして学生の帰った校舎を出る
待っているだろう人の事を思うと身体の奥が疼く
校門に近付くにつれてその人影を見つけた

二「お帰り、翔さん」
櫻「ただいま、ニノ」

助手席のドアを開けて櫻井を招き入れた
自らは運転席に座り車を発進させる

二「今日は誰とも?」
櫻「あぁ、お前との約束だからな」
二「ならいいよ」

満足そうに笑ってアクセルを踏み込んだ
一日中誰とも触れ合えなくてモヤモヤしていた
櫻井は我慢出来ずに二宮の下半身に手を伸ばした

二「なに、翔さん。今日は随分積極的だね」
櫻「ずっと我慢してたんだ、黙ってくれない?」
二「俺運転中なんだけど?」
櫻「じゃあ、黙って前見てろっ!」

ベルトを外し前を寛げる
まだ柔らかいモノを取り出した
舌を伸ばし先端を一舐めしてから口に咥える

二「んっ、翔さん、マジ?!」

返答せずに柔らかさを楽しんでいた
舌を絡ませ転がし
硬く育っていくのを口で感じる

櫻「んっ、おいひぃっ、ふっんん、んっ、んっ」
二「あっ、ちょっと、ヤバいって、翔さん!」

止めようと髪に触れた手を払いのけた
芯を持ち完勃ちになる頃には
櫻井の下半身も服の上からでも分かるくらいに勃っていた
ジュッグチュッジュルッ
スピーカーから流れる音楽よりも鮮明に水音が聞こえる

二「ヤバっ、イクッ」

片手で頭を押さえ喉奥へと放った
ゴボッゴクッ
苦しいながらも全てを飲み下していく

櫻「っぷぁ、はぁ、はぁ、殺す気か!」
二「服が汚れるの嫌だし、勝手に始めたの翔さんだから文句は言わせないよ」

そう言われて言い返す言葉が見当たらず
濡れた唇を拭うしかなかった

二「続きは後でね」

何事もなかったようにチャックを上げて
運転を続ける姿を恨めしそうに眺めていた

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