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愛の嵐

第45章 炬燭×囚擒=寵遇

結局二宮の家に泊まる事になった
布団にくるまっていたのは恥ずかしかったのと
足腰が立たなくなっていたからだった

二「素直に言ってくれたら良かったのに」
櫻「後輩に言えるか!」
二「上下関係に拘りますねぇ」
櫻「組み敷かれても、俺が先輩だ!」

そこまで拘る理由は二宮には分からないが
必死に虚勢を張ってるのが可愛く見えた

二「可愛い先輩、お風呂行きましょうね」
櫻「バカにするな!」
二「してませんって」
櫻「してる!」
二「好きですよ」
櫻「話を逸らすな」

肩を貸し風呂までを騒がしく歩いた
大人しく二宮に身体を洗われ処理をされる
疼いた櫻井は二宮を誘惑して行為をせがんだ
拒めるはずもなくお願いを飲んだのは良かったが
二人して逆上せてしまった

櫻「学校まで送れよ~」
二「分かってますって~」

うだうだと話ながら櫻井は眠りについた
腕に抱いた櫻井の頭を撫でながら呟く

二「誰にも触らせたくない。だから必ず俺のものにしますよ。好きです、翔さん」

嫉妬と独占欲を吐露して二宮も眠りについた

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