
愛の嵐
第45章 炬燭×囚擒=寵遇
保健室のデスクに座りウトウトしている
昨日の疲れと余韻が身体に残っていたから
松「先生・・・あれ?」
櫻井は開いたドアの音にも気付かずに机に突っ伏して寝ていた
松「教師が居眠りって」
近付いて寝顔を覗き込んだ
静かな寝息が聞こえる
気持ちよさそうな寝顔に松本も微笑んでいた
フワフワの髪に手を添えて優しく撫でる
松「はぁ~この感じいいなぁ」
至福の時を楽しんでいたら
少し開いた襟元の肩口に嫌なモノを見付けてしまう
撫でていた手が止まった
松「昨日・・誰と?」
明らかに昨日だと分かるくらいまだ朱い痕に指を添えた
松「俺には絶対に付けさせてはくれないのに」
悔しさと嫉妬が入り混じっていく
誰にも渡したくない
そんな独占欲さえも掻き立てられる
松「こんなの付けてる先生が悪いんだからな」
グイッとシャツを引っ張り痕の上から吸い上げた
先に付けた痕を上書きしていく
櫻「んっ、うっんん」
痛みがあるのか眉を寄せる
それでも起きない櫻井を見て
新たな痕を残していく
正面からは見えない部分に
松「ったく、寝過ぎでしょ」
それでも起きない櫻井に少し呆れながらも着衣を戻し再び頭を撫で始めた
静かな保健室に松本の囁く声だけが空気を揺らした
松「後何年か待っててよ。先生を俺のもんにしてみせるからさ」
松本も他に負けない独占欲を口にした
櫻井の隣に同じように机に頭を乗せ眠りに入っていく
穏やかな日差しは二人を包んでいた
昨日の疲れと余韻が身体に残っていたから
松「先生・・・あれ?」
櫻井は開いたドアの音にも気付かずに机に突っ伏して寝ていた
松「教師が居眠りって」
近付いて寝顔を覗き込んだ
静かな寝息が聞こえる
気持ちよさそうな寝顔に松本も微笑んでいた
フワフワの髪に手を添えて優しく撫でる
松「はぁ~この感じいいなぁ」
至福の時を楽しんでいたら
少し開いた襟元の肩口に嫌なモノを見付けてしまう
撫でていた手が止まった
松「昨日・・誰と?」
明らかに昨日だと分かるくらいまだ朱い痕に指を添えた
松「俺には絶対に付けさせてはくれないのに」
悔しさと嫉妬が入り混じっていく
誰にも渡したくない
そんな独占欲さえも掻き立てられる
松「こんなの付けてる先生が悪いんだからな」
グイッとシャツを引っ張り痕の上から吸い上げた
先に付けた痕を上書きしていく
櫻「んっ、うっんん」
痛みがあるのか眉を寄せる
それでも起きない櫻井を見て
新たな痕を残していく
正面からは見えない部分に
松「ったく、寝過ぎでしょ」
それでも起きない櫻井に少し呆れながらも着衣を戻し再び頭を撫で始めた
静かな保健室に松本の囁く声だけが空気を揺らした
松「後何年か待っててよ。先生を俺のもんにしてみせるからさ」
松本も他に負けない独占欲を口にした
櫻井の隣に同じように机に頭を乗せ眠りに入っていく
穏やかな日差しは二人を包んでいた
