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愛の嵐

第5章 番外編の嵐 ~大人×嵐=×××~

握られた手を引かれ抱き締められる

松「嫌なら突き飛ばして」

聞こえる声に胸が締め付けられた
跳ねる髪が頬を撫でて
香水の甘い匂いが鼻を擽る

櫻「突き飛ばせる訳・・ない」

掠れる声しか出せなかった
でもちゃんと伝えたい
俺の想いも知って欲しい

櫻「俺も・・松潤の事・好き」

体に沿うように背中に腕を伸ばす
そっと抱き締め返すと更に強く抱き締められた

松「すっげ~嬉しい!マジやばい!」

興奮気味の声が部屋に響く
込み上げて来る幸せと安堵感が涙に変わる

櫻「うっん・・っく・・良かっ、たぁ」
松「な、何でないてるの?!」
櫻「ホッとし・たし、うれ・しくて」

体を放し両手で顔を包まれ涙を拭ってくれる
チュッとキスを落とし笑ってる
驚いて目を見開くと、普段は見る事のない顔で見つめられていた

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