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愛の嵐

第7章 遠方の嵐

松「さて、打ち合わせに行きますか」

先に目を離したのは松本潤
ニコリと笑い先に控え室を出る

相「何やってんだ俺!弱ってんなぁ」

翔ちゃんがいないだけでダメになる
別れたい訳じゃない
でも怖くて辛い
今は逃げていたい
重い腰を上げて俺も部屋を後にした

松「なぁ、この話し聞く限りじゃ暖かい所じゃね?」
相「だよね、だよね~!かなりテンション上がるんだけど!」
松「楽しむっきゃね~よな!」

だってさぁ、マリンスポーツって言われたら南国しか思いつかないでしょ
モヤモヤを吹き飛ばすには最適

相「思いっ切り遊ぶぞ~!」
松「いやいや、仕事だから!まぁ、気晴らしに楽しんでいいかもね」

顔を見合わせはしゃぐ
今は心の奥底にあるチクチクする傷みに蓋をする
気を抜けば泣いてしまいそう
日本に帰って来るまでは楽しもう
考えるのはそれからだ

それから松潤と海での新しい遊び方について話した
笑わそうとしてくれる松潤に胸の中で『ありがとう』と呟いた

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