テキストサイズ

愛の嵐

第7章 遠方の嵐

《櫻井side》

雅紀のいる南国リゾートへ着いた
まだ連絡していない
スタッフにお願いして内緒にしてもらった
居場所を聞き出して移動する
どうやらマリンスポーツを楽しんでいるらしい

櫻「どこ?」
ニ「あれじゃないの?」
大「松潤発見!」
櫻「雅紀もいた・・・笑ってる」

楽しそう・・とは言えなかった
苦しい
俺じゃない人にそんな笑顔みせないで

ニ「どこで合流する?」
大「ホテル帰った所を狙う?」
櫻「うん。それでいいよ」

棒読みになる言葉にも気付けない

ニ「大丈夫?」
大「取りあえず時間はあるから、ご飯でも食べよう」
櫻「うん。そうだね」

引き摺られるようにその場を後にした
二人には気付かれる事もなく

ストーリーメニュー

TOPTOPへ